税務顧問について

2014-10-26

1.税務顧問って何?

2.何をしてくれるの?

 

1.税務顧問って何?

「税務顧問」とは、文字通り「税務」に関する「顧問」のことを言います。

まず、「税務」と「顧問」に分けて解説します。

(1)税務

「税務」とは、会社および個人事業について、決算時に申告する税金(会社なら法人税、個人事業なら所得税)のことを指します。

税金には、法人税、所得税の他、都道府県、市町村民税などの住民税、取引でお客様から預かった消費税等沢山の種類があります。

会社もしくは個人としてビジネスをする場合、必ず年に1度は「決算」を行い、税金を支払うために「申告」しなければいけません。

ここで「決算」とは、会社もしくは個人が、1年間に生じた収益及び費用を計算することにより利益や損失を計算(損益計算書作成)し、また集計した時点でどのくらい資産(財産)があり、負債(借金)があるかを計算すること(貸借対照表作成)をいいます。

こうして計算された「決算」にもとづいて、税金を納める金額を計算するために「税務申告書」を作成し、期限までに税務署に申告し、税金を納めます。これを「確定申告」といいます。

(2)顧問

「顧問」とは、辞典によると、

① 会社、団体などで、相談を受けて意見を述べる人。

② 意見を問うこと。相談すること。

とあります。

つまり、「会社や個人が困ったときに、よりよくなるために意見を述べ、また助言を行う人」と言えます。

このことから、「税務顧問」とは、会社もしくは個人事業の税金について相談を受けたときに、意見を述べ適切な助言をする人の事を言います。

似たような用語として、「会計顧問」という用語があります。

「会計」とは、会社及び個人事業で取引を行った時に、取引を「帳簿」へ記録することを言います。「帳簿」とは、「仕訳帳」、「元帳」等をさし、(1)で説明した「決算」を行うための元資料となります。

「会計」が行われていることが前提で「税務」が行われることから、「税務顧問」のことを「会計顧問」いう人もいます。

 

税務顧問サービスとは契約している「顧問税理士」が毎月の会社の経理状況を把握し、年間を通して代理人として税務署への対応や、会社の税務処理や節税のアドバイスなどを適切に行うことを指します。

2.何をしてくれるの?

1.で説明した「税務顧問」は、税務もしくは会計について詳しい必要があります。

税務、会計に詳しい資格と言えば、「公認会計士」と「税理士」です。

「税務顧問」は公認会計士もしくは税理士がなっていることがほとんどです。

理由は、以下の事項があります。

  1. 税務や会計に詳しい
  2. 上記の資格を持っていないと業務ができない税務申告書を作成して、税務署に提出し署名するのは税理士でないとできません。また、大企業の決算書について、信用できる決算であると証明できるのは公認会計士でないとできない業務です。

上記から、税務顧問ができる業務としては、税務及び会計に関連する業務全般にわたります。具体的には以下のものがあります。

数多くありますが、自分たちに必要なものを選別すればいいと思います。

(1)記帳代行(会社や個人事業主に代わって帳簿を作成)

□(入金、支払、振替)伝票

□現金出納帳

□仕訳帳

□総勘定元帳

(2)決算書の作成

□貸借対照表

□損益計算書

(3)税務申告書の作成

□所得税(個人事業の場合)

□法人税(会社の場合)

□消費税

□地方税 (都道府県民税、市町村民税)

□事業税、事業所税

□償却資産税

(4)税務申告書の提出

□所得税

□法人税

□消費税

□地方税

□事業所税

□償却資産税

(5)源泉税関係の処理

□給与所得の源泉税額の計算

□給与所得の年末調整

□社会保険料の算定

(6)税務調査(所得税、法人税、消費税、源泉税)

□調査の立会

□税務署との折衝

(7)資産税の処理(申告書の作成と提出、税務調査)

□相続税

□贈与税

(8)事業計画のサポート

□中長期利益計画

□資金計画

(9)その他

□役所、銀行などへの各種提出書類の作成

□銀行からの融資の紹介

□会計ソフトの導入についての指導

□売掛金管理ソフト、給与計算ソフトの導入

□弁護士等の紹介及び(弁護士を通じての)法律相談

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